About
あそび作家 工作アーティスト
吉田麻理子
1985年横浜生まれ。鎌倉市在住。
慶應義塾大学総合政策学部 奥出直人研究室で、デザイン思考を学ぶ。(株)リクルートライフスタイルにて、企画・記事作成・講師に従事。
長男の育児休暇中にジュリア・キャメロン著「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」を読んだことをきっかけに、幼少期から大好きだった工作を再開。2012年、工作家としての活動を開始。2015年、同社を退職しフリーランスに。
現在は小学館「ほいくる」・小学館「小学一年生」・ベネッセ教育情報サイト等、メディアでの情報発信を中心に活動。
普段の暮らしの中にあるのに、皆が見過ごしている「美しさ・ユニークさ・面白さ」。
その魅力にフォーカスした、あそび・工作のアイデアを提供している。
手がけたあそび・工作は300点以上。鎌倉市在住。2児の母。
メール s04286mk(a)gmail.com
※(a)を@にしてご連絡ください。
あそびと工作について
私が工作を始めたきっかけは、長男が1歳の時でした。
暴れん坊で、リモコンを投げたり、棚の食器を落としたりする目の前の赤ちゃん。
その様子を見ていると、大変だな、どうにかしなきゃ、とイライラする気持ちがあったのですが、ふと思いつき、彼のシンプルな帽子に、布で作った角を縫い付け、バイキング風の帽子を作り、被せてみたのです。
家の中が、小さなバイキングに荒らされている風景が出来上がり、なんとも可愛く、可笑しく感じました。
普段の暮らしの中に、1つ自分で作った、ちょっとした工作があることで、景色の見え方や、心の動きも変わる。
そこにあるもの、見ているもの、触れているものの、魅力に気づくことができる。
そう気づいた瞬間でした。
3年後には長女も生まれ、小さな子どもが楽しんだり、喜んだりしてくれる工作や遊びを、一緒に考えてくれるようになりました。
現在、そんな彼らも中学生と、小学校高学年になりました。
私自身は自由な時間が増え、海や山に出かけていくと、身近な生き物や植物の、美しさや面白さを知るようになり、小さな地球の仲間を「観察」する遊びも、ご紹介しています。
それがあることで、普段の暮らしの中にあるのに、
皆が見過ごしている「美しさ・ユニークさ・面白さ」、
そんな身近な世界の魅力に気づき、世界の見え方が変わる、工作や遊びのアイデアを提案します。
2024 吉田麻理子